腰痛の80%近くは分からないと言われていますが本当でしょうか?
腰痛の原因にはどのようなものがあるか知りたい方にオススメの記事です。
最近まで腰痛の原因は15%程度しか分からないと言われていました。
しかし、2016年のある調査で80%近くの腰痛の原因が分かると言われるようになりました。
この記事は約2分で読むことが出来て、腰痛の原因にはどのようなものがあるかしることが出来ます。
実際に「自分の腰痛をセルフチェックして知りたい」という方は↓↓
山口県腰痛スタディが解決
さきほども述べた通り、腰痛の8割近くは原因不明であるとされました。
しかし!!
2016年に山口県腰痛スタディによって腰痛の80%近くが診断が可能であったと報告されました。
これは山口県内の整形外科を受診した320名の方が対象となり腰痛の診断を受けています。
しっかりと検査を行えば診断もできるというです。
この記事をみている方は「え?今まで診断できていなかったの?」という声が聞こえてきそうです。
実際に皆さんもこのような経験はないでしょうか?
病院を受診したのにお医者さんから「ただの腰痛ですねー。2、3日安静にしてください」なんて言われたことはなかったでしょうか?
病院には腰痛の原因を知るためにきたのに、「腰痛ですねー」って・・・
ですが、しっかり診断することで腰痛の80%近くが診断可能となったので、その内訳を一緒にみていきましょう。
山口県腰痛スタディ 腰痛の原因の内訳
〇腰部筋膜性 | 56名 |
〇腰椎椎間関節性 | 68名 |
〇腰椎椎間板性 | 18名 |
〇仙腸関節性 | 18名 |
〇腰椎圧迫骨折 | 10名 |
〇脊椎腫瘍 | 0名 |
〇腰椎椎間板ヘルニア | 22名 |
〇感染症 | 1名 |
〇腰部脊柱管狭窄症 | 35名 |
〇強直性脊椎炎 | 0名 |
〇内臓疾患 | 0名 |
〇社会心理的要因 | 1名 |
〇その他 | 69名 |
以上が山口県腰痛スタディの内訳です。
腰痛の原因については様々な病気があります。
ですが、腰痛は1つ1つをしっかり精査することで「診断が可能」となりました。
皆さんの腰痛もこの中に含まれている可能性が高いです。
しっかりと診断をしてくださるお医者さんにかからないといけないですね。
「自分で腰痛の原因をセルフチェックしたい」という方は↓↓
まとめ
現在は80%近くの腰痛の原因が分かると言われるようになってきており、様々な病気が腰痛の原因となる
引用・参考文献
・Diagnosis and Characters of Non-Specific Low Back Pain in Japan: The Yamaguchi Low
Back Pain Study
・腰痛診療ガイドライン2019(改定第2版)
コメント