座るとお尻が痛い　仙結節靭帯痛とハムストリングス痛の治し方　ストレッチ編

座った時にお尻の骨（坐骨）が当たる所に痛みがある人は仙結節靭帯（せんけっせつじんたい）とハムストリングスに痛みがある可能性があります。

※記事を読まれる前に※

座っていると赤〇でかこってある場所あたりに痛みがある方は仙結節靭帯やハムストリングスの痛みがある方です。

この記事は約3分で読むことが出来て、仙結節靭帯とハムストリングスに対するストレッチの仕方を知ることができます。（※痛みがある場合は中止してください）

「他の臀部痛の原因を知りたい」という方はこちらの記事↓↓

「仙結節靭帯とハムストリングスが分からない方」はこちらの記事↓↓

座ると痛い仙結節靭帯とハムストリングスの痛み

仙結節靭帯（せんけっせつじんたい）の痛みは座ると出てきやすいです。

なぜでしょうか？

それは坐骨（ざこつ）についているからです。

坐骨は座る時にあたる骨です。

人間は座る時に「坐骨」で体重を支えているのです。

こんな感じです。

一方、ハムストリングスも坐骨の所にひっついています。

場所を確認してみましょう。（青丸の所です）

仙結節靭帯もハムストリングスも坐骨についていて2つは連結しています。

座った時に体重を坐骨で支えるため、この2つにはストレスがかかり痛みが出やすくなるのです。

坐骨部やお尻の付け根あたりを痛がられる方はこの2つのどちらか、もしくはどちらも痛い可能性が高いです。

臀部痛の原因　仙結節靭帯痛とハムストリングス痛の治し方

仙結節靭帯やハムストリングスを治療するためには2つの方法があります。

①ハムストリングスや仙結節靭帯をストレッチする

②ハムストリングスが頑張らないように運動したり生活指導をする

今回はストレッチ編ですので、「①のハムストリングスや仙結節靭帯をほぐしてストレッチする」をみていきます。

まずはハムストリングスをほぐす

仙結節靭帯とハムストリングスの治し方は同じです。

さきほども言いましたが、2つは連結しているので同じ治療となります。

ですが、仙結節靭帯に何かをするわけではありません。

主にハムストリングスを治療していきます。

その方が皆さんが「やりやすいから」です。

では、実際にハムストリングスへの治療を行い、仙結節靭帯とハムストリングスの痛みの軽減をはかります。

〇ハムストリングスをほぐすやり方〇

写真のように太ももをほぐしてあげてください。

「手が疲れるからやりたくない」、「手が痛くて自分では出来ない」という方はこちらのやり方でいかがでしょうか？

長時間、座って仕事をされる方もほぐす事は出来ます。

このような感じです。

ここまで、ハムストリングスのほぐし方をみていきました。

どのような姿勢でも出来ますのでやってみられてください。

それでも出来なかったり、時間がなかったりする方もいますよね？

そのような方はお風呂にしっかりとつかってください。

お風呂に入ることで筋肉は緩みます。

ですが、ゆるみっぱなしでは良くありません。

ほぐしたり、お風呂で温めた後はしっかりストレッチをして頂きます。

次にハムストリングスをストレッチする

ほぐしたりしたあとはストレッチをしていきます。

いくつかやり方がありますのでご紹介しますね。

〇寝ながらハムストリングスをストレッチする方法〇

寝る前や起きる時にしたい方や楽をしながらストレッチしたい方にオススメです。

バスタオルを足にひっかけて足を上に持ち上げて15秒ほどのばしてください。

これを3セットおこないます。

痛みが出ない範囲で気持ちよく足裏が伸びるところで伸ばしてください。

〇座ってハムストリングスをストレッチする方法〇

次は椅子に座って伸ばします。

ずっと椅子に座って仕事をされる方で「ストレッチなんかする時間ないよ」という方にオススメです。

そこから、背中を伸ばしたまま体を前に倒していきます。

このストレッチでも15秒を3セットやってみてください。

注意すべきことは痛みが出ない範囲で気持ちよく伸ばせるくらいがいいです。

〇立っても出来るハムストリングスストレッチの方法〇

最後が立った状態でするハムストリングスのストレッチです。

何か椅子などを用意して頂きます。

そして椅子の上に足をのせます。

そこから体を前に倒してハムストリングスをストレッチしていきます。

ここから15秒を3セット程度やってみてください。

立った状態でやる時も気持ちがいい範囲でやってみてください。

以上がハムストリングスのストレッチ方法でした。

ハムストリングスをほぐしてストレッチすることで結果的に仙結節靭帯の痛みも軽減してきます。

是非、継続してやってみてください。

まとめ

仙結節靭帯痛とハムストリングス痛に対するストレッチをご紹介しました。

是非、継続してストレッチされてみてください。