理学療法士のハルです。
「実体験を語る」では私が実際に現場で経験させて頂いたリハビリについてお話させて頂きます。
腰痛の原因は1つではない?
今回はEさんという腰痛がある方をお伝えしようと思います。
Eさんはただ腰痛があるだけではありませんでした。
腰痛の原因が3つある方でした。
「ん?どういう事!?」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
読者の方には「腰痛の原因は1つだけ」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
よく患者さんでも「ヘルニアがあって痛いの」と言われる方もいれば
「筋肉が張っているいるの」とか
「椎間板がつぶれているの」などなど
原因が1つだけと思われている方もいらっしゃいます。
実際に腰痛の原因が1つだけの方もいらっしゃることがあります。
しかし、このブログでも挙げている通り、腰痛や臀部痛の原因はいくつもあります。
それらが掛け合わされるといくつもの痛みの原因になるのです。
腰痛は時間の経過とともに複数の原因を持つことがあります。
医療者は何が一番の原因であって、他の原因は何かないかを考えています。
腰痛をお持ちの方も「何が一番の原因なのか?」
「腰痛の原因は1つだけなのか?」
と考えるよいきっかけになればと思います。
3つあった腰痛の原因ー正体は何か?
Eさんの話に戻ります。
Eさんは数ある腰痛の原因のうち3つの原因が該当しました。
1つ目はまず椎間板性の腰痛
2つ目が、仙腸関節の痛み
最後が筋筋膜の痛みでした。
このように複数個の原因がある場合、私はどの原因が一番悪さをしているかを考えます。
日常生活に悪さをしている原因であったり
仕事に支障をきたすような原因
趣味が出来なくなるような原因
その原因を一番始めに治療することが大切になるかなと思います。
ですので、このブログで一番の原因をみつけ、それに対する治療やリハビリをやって頂きたいと思っています。
1つの原因がとれると、また別の原因が現れたりします。
1つ1つ、症状を確認しながら1つ1つ腰痛の原因を取り除いていって頂きたいと思います。
まとめ
腰痛の原因の1つ1つが重なりあうことで複数の腰痛の原因を作る事になることをお伝えしました。
多くの患者さんが腰痛の原因は1つでないことがあります。
このブログにてご自身の症状から原因を見つけて頂けたらと思います。
腰痛の原因は1だけでなく2つにも3つにもなります。
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